四角な座敷を丸く掃く

思いついたことを、思いついたままに。

マクロミルでおこづかい稼ぎはできるのか

手取り20万円は都市伝説! というような給料なので、試してみました。

いきなり結論。頑張れば事前アンケートと本アンケートだけで月3,000円ほどになります。ただし、頑張れば、です。

来たアンケートはほぼ全て答える姿勢で臨んだ月は3,500円を稼ぎました。休日は答えず平日の空き時間に答える方式にした月は、1,500円でした。

ただし、時間と精神力を削られますので、決しておすすめはいたしません。私も1ヶ月以上放置しています。

最初はアンケートに答えるのも、ものすごく楽しかったんです。と言うのも、まだ世に出ていない段階の情報を知ることが出来ることもあるから。あとは企業ってこういうことを気にしているんだ、と言うのも分かったりして、とても楽しい。広報志望の学生さんでしたら登録してみたら参考になるかもしれません。ちなみに現広報担当者だと事前質問の段階で弾かれる可能性があります。

そうした面白いアンケートがある一方、時間がやたらとかかったり、質問の仕方が悪かったりしてストレスが溜まるアンケートもあります。私がやる気をなくしたのは完全にそのせいです。

たとえば選択肢の量がものすごく多いアンケート。パソコンで見たとしてももはや何を聞かれていたのかわからなくなるレベル。スマホで答えようとすると一画面には収まらず横にも縦にもスクロールしなくてはなりません。質問数を増やしていいから1問あたりの選択肢を減らして欲しかったです。

あとは、賞賛する選択肢しかないアンケート。とあるものを見てそれについてあなたの感想に近いものを選んでください、というようなアンケートなのですが、マイナスの印象を抱いても、そう答えさせてくれないんです。唯一選べるのが、「この中にはない」という選択肢。仕方なく全ての項目でそれを選ぶと、「全て同じ項目が選ばれています、確認してください」みたいな警告が表示されます。選ばざるを得ない状況にしておいて、という怒りがふつふつと湧き上がってきます。せめて、その他の項目を作って、そこに自由記述の欄を設けて欲しかったです。おそらくマイナスの選択肢を選ばれると困る立場の人間がアンケートを依頼しているんだろうな、と思いました。そうなってくると、世の中のアンケート結果というものを疑いたくなってきます。もともと信用していませんけれども。

というわけで、
①面白そうなアンケートには答えて、面倒そうなアンケートはスルーする
②月にいくら稼ぐ、と意気込まず、好きなものだけ答えて、500ポイント貯まったら交換しよう、くらいの気楽な気持ちでいる
くらいの、ゆるい感じで付き合うのがいいんじゃないかな、と思いました。

あとは、「新しい商品・サービス・流行」に興味がある人、日記をつける等自分の行動を細かく記録している人が向いていると思います。新製品に関する質問や、自分の消費行動について問われることが多いためです。私は比較的記録魔ですが、流行にあまり興味がないため、向いていなかったな、と思いました。

ひとつ注意点。たまに会社名を入力させるアンケートがあったりします。答えると、営業の電話がかかってくる可能性がありますのでご注意ください。もちろんアンケートの件については触れては来ませんが、びっくりするタイミングで電話がかかって来ます。他にも、不必要なくらいに個人情報を問うてくるアンケートもありますので、少しでも嫌だな、と感じたら答えない方が良さそうです。そういうものをスルーしても問題ないくらい、アンケートはたくさん届きます。むしろ届きすぎていやになるくらいです。